2021年1月15日金曜日

何故、菅さんが総理に:7年の「安倍・自民政権の悪夢」を封じるためか

 今から思えば、何故菅さんが総裁、総理に担がれたのかわかる気がする。菅さんを総理の道に主導した二階さんをはじめ派閥の長は「安倍・自民党政権の悪夢」を隠すためだったのだ。

自民党総裁選で全党員による選挙となると前評判通り石破さんが有力だ。石破さんはいつも正論を発し政権にたてついていた。石破政権にでもなれば安倍政権の悪事がさらけ出されることになる。

自民党政権の悪事、悪夢を隠すことが最大の目的だったのだ。

そのためには、安倍政策の継承となると菅さんしかいない。官房長官時代、権力を手中にしマスコミを黙らせ強引な安倍擁護を買って出た。安倍さん同様にごまかす発言が相次いだのだ。

ところが総理になってみると、国会審議は避け、記者会見ではペーパーの棒読み、せっかくの記者会見も質問を振り切って退場する始末だ。国民から逃げる姿勢がありありなのだ。

あらゆる分野に権力を誇示していたために総理になっても「情報が上がってこなくなった」と言う。

新型コロナウィルス対策も経済再生に軸足を置くためGOTOトラベルの停止が遅れ、感染拡大の要因になった。小池さんなどに尻を叩かれやっと緊急事態宣言発出になった。それでも国民へのメッセージは届いていないのか、人出は前回より増えている。「1か月で成果」と言うが、誰も信じてはいない。

米国ではトランプ大統領が権力乱用を批判され弾劾が続くが、菅総理も同じだ運命にある。

菅政権は、もう持たないだろう。内閣支持率も下落、いつ誰が「菅おろし」の口火を切るか。石破さんは「フグ会食」で顰蹙を買った。残るは先の総裁選で2位だった岸田さんだ。安倍、麻生さんが動くか。

0 件のコメント: