2021年1月6日水曜日

効果のない新型コロナウィルス対策(3):保身に走る「後手」の小池知事に対応資格なし

 首都圏をはじめ全国の感染者数の増加が止まらない。専門家は東京から地方へ感染が拡大している。東京で抑えなければ感染拡大は止まらないと警告する。6日は東京で1591人、週間平均でも1000人越えで重症者も113人で医療機関のひっ迫も警戒されている。

今まで小池東京都知事は時短を要請しても守らない事業者が出てくると都独自の要請を否定していたが、ここにきて1都3県の知事がそろって官邸に西村担当相を訪ね政府に緊急事態宣言を要請し菅総理も検討に入り7日に記者会見するという。8日からの発出になるらしい。

知事たちも西村担当相から時短、営業時間の繰り上げを要求され東京都知事は実施するという。あれだけ渋っていた小池知事が緊急事態宣言を前提に飲んだようだ。

あるメディアの報道によると、菅総理は小池さんだけでは会わないといったようだ。そこで小池知事は埼玉の大野知事を相談したらしいが、そこに黒岩さん、森田さんが加わったそうだ。黒岩さんはテレビでも経済再生に力を入れると言っていたし、森田さんも経済再生の方だ。その2人が加わったという。小池さんの作戦か。

4人で西村さんと会談し緊急事態宣言の検討に入る言質を取ったのだ。小池さんはもっと早く時短要請、時間の繰り上げを要請すべきだったが後手になり感染拡大に至る失政をやらかしてしまった。

そこで失地回復のためにいつものように「やってる姿」を見せつける必要があったのだ。いつも何かあると頻繁に官邸を訪ね、総理と会談、政権の尻を叩いているシーンを見せつけていた。今回もその延長線上だろう。

8日からの緊急事態宣言といっても専門家は「遅すぎる」という。西村担当相は期間は一か月、ステージ4からステージ3に移る時点で解除を考えているようだが、そうはいかないだろう。専門家はGWあたりまでという。

しかし、新型コロナウィルス感染拡大防止政策が医療体制に寄りかかっていることは異常だ。医療機関は通常の医療も担っている。それを犠牲にしてのコロナ対策は間違っていないか。

小池都知事の考えでは後手後手、自らの保身のために動く姿勢に違和感を感じる。小池知事に対応資格なし。前線から離脱し、もっと国民、都民の健康を考える人材に交代したらどうか。





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