今、災害ともいわれている新型コロナ禍での日本のリーダーは誰か、小池都知事か、西村担当相か、やっぱり菅総理か、それともイメージチェンジで先の総裁選で第2位だった岸田さんが出てくるか。石破さんは福岡で「フグ会食」をしたことがわかり、緊張感のなさを暴露した。
テレビやメデイアの報道を見ると小池都知事の頻繁な官邸通いが目立つ。小池さんは菅さんには嫌われている存在だ。いつも政府の尻を叩いて自分の望む方向へ向かっている。
東京の感染者数拡大で時短要請をすべきだったが拒否し政府に緊急事態宣言発出を強いることにし、埼玉県の大野知事と目論んでいたところに神奈川県の黒岩知事、千葉県の森田知事が加わって一都3県の要望で動き出した。
官邸の出入りから小池さんがリーダーか。
後で西村担当相が会談し、記者会見した。知事にも時短を強要、緊急事態宣言発出は視野に入れ、検討するという。
西村さんがリーダーなのか。後になって「緊急事態宣言発出を検討」と発言したことで官邸で怒られたそうだ。
そして正式な緊急事態宣言発出の記者会見に菅総理が出てきた。相変わらずのペーパーの棒読みは時々読み間違いもするらしい。
それでもリーダーは菅総理なのか。
「発出―解除」はワンセットの政策だ。緊急事態宣言の解除について西村担当相は東京では500人以下、ステージ3という。
一方の菅さんは記者の質問に「仮定の問題にはコメントしない」と言ってしまった。おいおいそれで総理なのか。
やっぱり菅さんではリーダーは無理だ。
近づく2補選、解散総選挙を控え、菅さんでは「選挙の顔」にならないと「菅おろし」も自民党内で始まりだしたという。当然だろうが内閣支持率も40%台だ。
自民党はイメージチェンジに新しい人材を繰り出せるか。当面考えられるのは先の総裁選で第2位だった岸田さんだ。宏池会再興を担っている。麻生さんがどう動くかだ。岸田さん自身も自分の選挙区、自派候補者で問題を抱え求心力が低下している現状だが、ワンポイントリリーフのつもりで担ぎ出すチャンスではないか。
緊急事態宣言の対象地域が増えてきた。「みんなで渡れば怖くない」と言うことか。
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