森前組織委員会長の 女性蔑視発言で当時400人ぐらいのボランテイアの方々が辞退したというニュースが流れていたが、結局約8万人のボランテイアのうちで辞退されたのは1000人どまりだったという。
森会長が辞任し、橋本新会長を選出するという早い対応の成果だったのだろうか。
でも50年ぶり、もう二度とないと思われる日本での五輪開催だ。ほとんどの方が「思い出づくり」が目的だったのだろうか。
政府、大会関係者、IOCは開催に対して前のめりの発言を繰り返し、IOCは4月中に無観客かどうかを決めるというニュースもある。
G7でのテレビ会談では菅総理は「各国の賛同を得た」と言えば、五輪担当相は「心強い」と言う。
でも国民の80%ほどは「中止」を望んでいるのだ。IOC,政府は日本国民の民意をどう考えているのか。「盛り上がりに欠けてきた」とは思わないのか。
オリンピックを開催する場合の経済評価と中止した場合の経済損失を比較した専門家もいたが、今無理やりに開催を強行した場合の経済損失の方が大きいという評価をしている専門家もでてきた。
中途半端に終わったオリンピックの後、変異株も流行しコロナが感染拡大した結果、医療施設の破たん、ロックダウンの危険など考えると納得が行く評価かもしれない。
政府や大会関係者の決断が医師がれる。3月には聖火リレーも始まる。4月には観客を入れるかどうか、5月には緊急事態宣言のやり方によっては再度ピークが来るというシミュレーションのある。
難しい判断が迫られるのだ。
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