2021年2月18日木曜日

新会長選び:東京オリンピックは森さんで始まり森さんで終わるのか

 

東京でのオリンピック開催は所詮は無理だったのか。福島第一原発事故、新型コロナウィルス禍で1年延期になり、今、組織委員会の会長の女性蔑視発言で森さんが辞任、急遽新たに会長を選出することになったが国民の納得を得られる選考ではなさそうだ。 

組織委員会は森さんに始まり、森さんで終りそうだ。選ばれた選考委員8人は森さんの息のかかった人たち、その人たちが選ぶ新会長も森さんの息がかかった人材か。 

選考プロセスを公開しないということは議論しているように見えるがもう新会長候補はすでに決まっているだろうという見方も出来る。8人の委員がそれぞれ候補者を挙げるというが、今名前が挙っている人たちは皆森さんの息のかかった人たちだ。事務局だってそうだろう。最終的には事務局の意向が効くか。 

新会長選びは密室ではなく、透明性、ルールを守れという。他に若い人?女性?があるらしい。 

選考プロセスは非公開と言うが、17日段階で橋本五輪相の名前が挙り、この線に沿ってまとめて行くという。 

橋本五輪相は記者に囲まれて質問されるが、人事のことだから差し控えるとコメントなしだ。 

橋本さんといえば、森さんの系統を引く政治家だ。オリンピックに政治介入を嫌がる発言もあるが、組織委員会は良いのか。さらに週刊誌で騒がれたことがある。国際感覚と言うとどうか。 

東京オリンピックの組織委員会は森さんに始まり、森さんで終わる組織だ。当初、政界、財界、各種スポーツ団体に顔が利く人材として就任した経緯がある。 

4年に一度の平和の祭典、国民の納得のいく運営が出来るか。コロナ禍のもと、国民の22%しか開催に賛同していない。80%の国民が中止なのだ。 

3月から始まる聖火リレーも規模縮小、辞退者そして島根県では聖火リレー自体を辞退するという。原因は新型コロナ感染対策が東京など不十分だという。 

東京オリンピックは森さんで始まり、森さんで終わる不思議な大会になった。

 

 

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