2024年3月18日月曜日

東京から政治改革を:東京15区補選では「小池の背後に自民あり」に注意を

 東京15区の補選は、汚職事件で実刑判決を受けた秋元さん、公職選挙法違反で有罪判決を受けた柿沢さんの辞職に伴うもので、自民党議員の不祥事に伴う政治不信で、柿沢さんの事例では区長をめぐる代々の利得権益も絡んで、支持者、有権者も同罪だ。

今回の補選ではさすがに独自候補は立てにくいとみるが、野党候補にも知名度が低い広報車だ。

当然に小池知事や都民ファーストの会に注目が行く。

新聞で反小池知事は国政復帰を望んでいるという。そのためには自民党との関係が保ちたいところだ。八王子などの市長選では苦戦を強いていた自民党候補を小池知事が応援に回ったためにかろうじて当選した。小池知事は自民党・萩生田さんに恩を売ったことになる。

小池知事は国会議員時代に自分の立ち位置がわからなくなり、活動の場もなくなったために都知事に転身した。それがまた、国政復帰というのだ。何のためにふらふらしているのか。メデイアで「初の女性総理」とおだてられているが、総理の資質などない。都知事でコロナ禍にあって「ワンボイス」とコロナ対策を近県知事と一緒に政府の尻を叩いた。いつも小池さんがコメントしていた。

しかしそのワンボイスも黒岩神奈川県知事に裏を見透かされ、それ以降小池知事の他県を引っ張っての活動の場はなくなった。

小池知事は人望がないのか。全国知事会の会長は東京都以外の知事だ。

でも都内に作った「都民ファーストの会」も政治基盤としては弱い。都民ファーストの会が推薦した候補者が落選する事例があった。その背景には小池さんの言動が影響していた。

今回の補選も自民党としては、小池知事が都民ファーストの会推薦で候補者を立てた場合は、それに乗っかる方法を考えているようだ。

小池知事、都民ファーストの会が動けばその背後には自民党の姿がある。小池知事の利権が付きまとっているのだ。

東京都民が反自民の政治改革を狙っているのであれば、小池知事の言動には注意すべきだ。小池知事は東京にとっては利用されるだけでメリットはない。




0 件のコメント: