2024年3月27日水曜日

日銀は円安による「悪いインフレ」にどう対応するのか。

 19日に異次元の金融緩和策を終え、17年ぶりの利上げに踏み切った日銀d佐賀、今後は0~0.1%の緩やかな緩和を続けるという。市場は今までと変わらないと見たのか、FRBも年内に3回の利下げをするというが今回は動かなかった。

日銀が利上げに踏み切ったのだからFRBとの金利差が縮小し円高に動くと思っていたが、何故か151年代の円安だ。これじゃ、円安→物価高で日銀の思い通りの経済の好循環ではないのだ。

円為替と株価を見る。

21日は151円22~24銭、株は40815円 27日は151円90銭台、40804円で為替は1990年以来の円安で152円も目前だ。為替介入の動きもある。どこまで円安になるか。

このままでは円安→物価高の悪いインフレで、日銀も以前から危惧していた事態と言う。さらに今回の春闘での満額回答には驚くが、物価高の生活苦を補う役目しかなかったか。

安倍、黒田のだめな金融政策でかえって白川前総裁の緩和な緩和策の方が正解だったのではないか。

先進国は早々と緩和策を止め、インフレ対策として利上げに踏み切ったが、米国を始め対応に苦慮している。日本はどうなるか。今は2.8%程度の物価高だ。0~0.1%の利上げではなくもっと思い切った利上げが必要なのではないか。



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