自民党の政治刷新は裏金作りの議員の責任問題、国民の声を聴くための地方での車座対話が予定されているが、ここにきて自民党を飛び出す勇気のある7議員グループはいないのか。1990年初め、リクルート事件、政治浄化を狙って自民党から武村さん、田中さんが10人(?)が宮沢内閣不信任案時に離党、新党さきがけを結党した。
その後、郵政民営化に反対し、綿貫さんや亀井さんらが離党する元気のいい自民党だったと思う。
そして今の自民党を考えると、80人にも及ぶ裏金作りの議員らをどう処分するかで右往左往している。
「除名」「離党勧告」「党員資格停止」「選挙での非公認」「役職停止」「職務停止」「戒告」「倫理規定の順守韓国」と8段階あるが、安倍派、岸田派、二階派と主流、非主流の派閥が関係していたために処分に公平さを持たせる困難があるらしい。
特に議員を辞めても旧安倍派を通じて影響力を発揮していた森さんは、キックバックの生みの親ともみられている。また二階さんは数年で50億円もの不明金を作ったし、選挙区では長男に譲る動きもあるが世耕さんが鞍替えをねらっているやっかいな人材だ。
常識で考えれば森さんは除名、二階さんは離党勧告か。そして岸田総裁はどうなるか? 甘い処分では国民が納得しないだろう。 ここはいったん「選挙で非公認」にして他の関係者もこのクラスの処分で乗り切れないか。
既に著名で個人でも選挙は乗り切れる議員は、問題ないが、何と言っても若手、中堅の議員は自民党という地盤は必要だろう。
車座などいまさら笑いものだ。
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