2024年3月19日火曜日

日銀、利上げ決定 17年ぶり:もう誰も異論はないだろう

テレビニュースで数分前に、 やっと日銀がゼロ金利政策を止めたという。金利のある経済活動へかじ取りした。2年続きの経済界の賃上げ、今年は驚くことに満額回答が多い。賃上げも5.8%というが、あとは中小企業にどう波及するかだ。

人件費はここ30年ほどコストとみられて先進国に比べ低く抑えられていた。労働者を犠牲にした日本経済だったが、ここにきて人件費は投資と意識改革された。すでに経済界は「金利のある経済」を主張していた。

しかし、日銀の言う賃上げ→物価高の理想な好循環ではなく、物価高→賃上げの傾向がみられ、金融政策の変更に疑問を持っていたがそんなことばかりはいっていられないという状況になった。

恐らく官邸も政策転換を容認したのではないか。先の速水総裁の時の日銀は、政府の反対を押し切って利上げに踏み切ったとたんに経済が停滞し、政策を戻した苦い経験があった。しかし今回はそういうことはないだろう。

本来であれば、日銀の政策が物価や賃上げに影響すべきであると思うが、今回は賃上げや物価が日銀の政策を変えさせたことにならないか。

住宅ローンや我々の預金金利に影響するが、日銀も0~0.5%の大きな利上げではなく、0~0.1%程度の利上げだという。少なくとも0~0.25%はほしかったと思うが・・。


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