2011年12月11日日曜日

房総半島南方沖地震 M4.5:軽視できない震源域ではないか




12月8日朝方5時45分ごろ、テレビがグラグラと揺れ地震を感じた。地震情報では東京で震度1~2、震源は房総半島南方沖 M4.5 深さ70kmと言う。

房総半島沖のこの辺りは注意を要する震源域がある。一番注目されているのが、太平洋プレートと相模トラフの交わるところの内側の房総沖を震源とする房総沖地震 推定規模M8~8.5がある。1677年には掩延宝房総沖地震 M8が発生している。

3月11日の東日本大震災での「すべり」は房総沖まで及んでなく歪がたまり、地震の発生が危険視されているのだ。

そのほかに、この辺の地震の空白域として、銚子沖、房総東方沖と房総南方沖が指摘されている(「これから注意すべき地震噴火」 木村政昭 2000年11月 青春出版社)。

詳細な関係が分からないのだけれど、銚子沖を震源域とする地震は房総沖地震の震源域に重なるのではないかと思うが、房総東方沖地震は更に東、房総南方沖地震は更に南方で別の震源域ではないかと思う。

兎に角、この辺を震源とする地震は、巨大地震の発生に関連する可能性が考えられる。今回の房総半島南方沖地震も軽視できない地震である

写真:12月8日の気象庁発表の房総半島南方沖地震・地震情報に、房総沖地震、房総東方沖、房総南方沖の震源を加筆したが、正確さは分からない。

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