2014年4月17日木曜日

理研・STAP細胞論文疑惑の核心は若山さんへ?


理研・STAP細胞論文改ざん、捏造疑惑の核心は、小保方さんのかっての上司であり、共著者でもある山梨大・若山教授に責任が投げかけられたようだ。今まで張本人と疑われていた笹井副センター長の16日の記者会見で、着想、実験、第1回目の論文作成が行われた元理研・若山研究室の存在がクローズアップされた。

その時の小保方さんの上司が若山さんで、今までは実験協力者の立場であったが、論文作成に大きくかかわっていたはずで、共著者としての責任は勿論であるが新たに責任問題に発展しそうだ。

疑惑発覚で共著者のうちでいち早く撤回を提案、自らの実験内容、保存資料への疑惑も持ち上がり、改ざん、捏造疑惑で頭を悩ましていたのではないか。

この疑惑事件は、「STAP細胞改ざん、捏造事件」あるいは「理研・小保方論文改ざん、捏造事件」として後世に研究者倫理として語り継がれることになるだろう。

そういう意味からも「悪意なき過失」云々ではなく、どうしてこういうことが起こったのか。論文構成、図表の作成に何があったのか。

初回の論文投稿執筆の小保方さんと文章、図表で、どういう解析、説明を受けていたのか。図表の出所をどう追跡したのか。

若山さんは元所属長としてはっきりさせるべきではないか。記者会見と言う手段もある。小保方さん、笹井さん、若山さんの言いi合戦にもなりかねないが、自分の立場をしっかり説明しておくことも大切だ。そうしないと理研からのしっぽ切りにあう。

こういったコピペや「改ざん、捏造する者は科学者ではない」と切って捨てる研究者は多い。同感だ。日本科学界の信頼回復にも「結果が正しければ問題はない」という考えは排除すべきである。

万一、今後STAP細胞の存在が明らかになったとしても、この「改ざん、捏造」行為が免責されるものではない。

ところで、小保方さんはどうして理研の若山研究室に採用されたのか。いろんな研究機関を渡り歩いた小保方さんらしいが、若山さんとの関係は何だったのか。同時に研究テーマもどう変わってきたのか。

先日の新聞にバカンテイ教授が京都で開催された学会に出席、基調講演し「ボストンに戻っておいで」と誘ったという。これを良いことに、理研は小保方さんの人件費まで支出し、しっぽ切りをやる可能性もないではない。

理研は組織防衛のために何をするか分からない。16日の笹井さんは理研のバッジをつけて会見に臨んだ。理研の幹部としての立場をあらわしたものらしいが、多くの専門家は責任回避を狙っているとみている。国民はしっかり監視すべきである。








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