2016年8月19日金曜日

今日の新聞を読んで(19):今の円高は投機筋に舐められた監督官庁のせいか

今の90円台の円高傾向は、財務省、金融庁、日銀など監督官庁が投機筋に舐められている結果ではないのか。今朝の為替が99円87銭から90銭とテレビが伝える。昨日は財務省、金融庁、日銀が国債金融市場の動向について会合を持ったという。それが伝わると100円台に戻った。

財務省の財務官が「投機的動きがないか注視し、もしあれば必要な対応をキチッと打つ」とコメントした事が新聞に載っていたが特に手は打たなかったようだ。

でも、今の為替の動きは投機的であるのははっきりしているのではいか。必要な対応をキチッと打つというのであれば、それは「今でしょ!」と思う。

「必要な時はやるぞ、やるぞ」と牽制ばかりしているから、市場は「言うばかりでやらないだろう」と判断し好き勝手なことをやって儲けの糸口をつくる。

牽制ではなく、実際にやってみたらどうか。放っておけば90円台が常態化し更に円高になる。

そうは言っても単独介入では一時の効果はあるが長続きしないし、為替介入はアメリカなどが牽制している。アメリカはドル安歓迎で「今、為替に問題はない」という考えだ。

市場は「打つ手はない」とみているのか。

だとすると、FRBの利上げに期待したいが、米国の経済も雇用、物価、成長率で右往左往している。官庁の発表する経済指標と民間の予測が乖離すると落ち着かない動きをするが、何故、官庁と民間で経済指標の数値に違いが出るのか。

日本も同じ事だが、インプットするデータ、ロジックに違いがあるのであれば統一する必要はないのか。

英国のEU離脱、イタリアなど欧州銀行の経営危機説、多発するテロなど世界経済の不透明さから安全資産とされる円が買われ円高になる。

アメリカは債務国、日本は債権国だから市場は動くのだろうが、「投機的動き」をどうコントロールするか、喫緊の課題だ。牽制だけでは限度がある。



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