2019年12月8日日曜日

今日の新聞を読んで(309):読み書く力のために「手書き」の効用に同感だ


読売新聞で「国語力が危ない」「ブログ まず手書き」を読んでまったく同感だ。パソコンで直接文章を作成すると「時間ばかりかかり大変」うまくいかないというあるブロガーの意見に思いを同じくする。

自分の考え、情報収集そして文章をどう組み立て、どこで終わらせるか、どうまとめるか。それを直接パソコンに向かってやるのは大変なのだ。なかなかうまくまとまらない。新しく思いつた文章をどこに挿入するか、その前後の文章を書き換える必要が出てくる。

「手書き」がいいことが分かったので、ペーパーレス化もあって手書きのペーパー作成をやめて手入力できるパソコンを高価だったが購入し使ったこともあるが、「どこにどう書いたか」ページをめくったりしているうちに操作を間違え消してしまったこともある。ある集会を記事にしようと記録していたのだが吹っ飛んでしまった。

新聞の折込広告の裏を使ってみたり、新聞の文字のない空白部分に書いてみたりしたが、これでは保管が無理だ。その時思いついたいい考えも保管できないことになる。

最後にたどり着いたのがA4ファイル方式だ。特に右左2ページの見開きできるものがいい。

片方のページに文章の組み立て方を決め、調べた資料、データ、自分の考えを書き込み並べていく。A4でファイル方式だから保管しておけば後で確認も容易だ。

そういえばどこかの大学が高校で見開きノートの使い方が評判になったことを思い出した。今はこの方法で「手書き」の原稿だ。それを見ながらパソコンに打ち込んでいる。

でも「手書き」も年をとると難儀になる。早く書こうと思うと文字が乱雑になり、なんて書いたのか思い出すのに時間がかかる。一番の問題はワードに慣れたために漢字が思い出せない。最悪のときは変換しながら格好の漢字を選ぶことになる。

そういえば年賀状の時期が来たが年賀状を今回で最後にしたいというコメントも付き出した。恐らく文章を書くのが面倒になってきたためだろう。私の何時まで続けることができるか。認知症対策に「手書き」文章を大事にしたい。


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