2016年6月30日木曜日

東京都知事候補者選び(3):難航が候補者の質を落とし投票率の低下へ

東京都知事候補者選びが難航している。このままゴタゴタが続くと候補者の質を落とし投票率の低下につながるのではないか。猪瀬さん、舛添さんの「政治とカネ」でのスキャンダル辞任は後継者選びに大きな影を落としている。

蓮舫さんが去り、本命かとみられていた桜井さんが固辞したことで目立ちがり屋の小池さんが「崖から飛び降りた」つもりで出馬表明したが、自民党都連は支持しないと言うし、本部は右往左往で違和感を感じるという。

政治家以外の候補者を捜していたのだろうが、小池さんは桜井さんの固辞で候補者選びが難航し、最後は仕方なく自分の所に来るのではないかと判断したのか。

一方の民主党も混沌としているが、小池さんが出て来たことで候補者を絞りやすくなったとみているが、玉不足は否めない。

常連など自薦組が名乗りを上げそうだが政党の支持次第だろう。

人気者、知名度を重視する知事選は終わり、「政策は何か」に判断基準が移れば一歩前進だ。

国会議員には「政治とカネ」の問題がつきまとい、高級官僚は他に高額の報酬を得る道は開かれている。2020オリンピック、パラリンピックが当面の重要課題だろうが都が拠出する費用はいくらなのか。難題が含まれている。舛添さんが言っていたオリンピックの旗を受け継ぐイベントなど二の次ではないか。

一層のこと80%準備が済んでいた「○○博」の中止を訴えて当選した青島さんのような候補者が出てくるのか。

市民運動が誰かを担ぎ出す可能性もあるだろうが、民進党の菅さんの力も落ちている。過去に女性団体が元宮城県知事の浅野さんを担いだが、石原陣営は「東京のことは東京に」と反撃に出て破れた。

告示は7月14日だ。ギリギリの選考で政策などの詰めが出来るのか。


政策の中途半端、候補者も中途半端ではどうすればいいんだ。

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