舛添・都知事の疑惑に対する説明を自ら理論的で国民に傲慢と誤解されていると述懐しているが、政治資金規正法の趣旨に反し、国民、都民の常識を覆す政治資金の使途の理論的説明はどうなんだ。
確かに理論的に説明していると思われる点もあるが、多くは屁理屈の説明で理論的とは思えない。
毎週末に湯河原の別荘に通う理由に、股関節を手術したが自宅のフロは足を伸ばせないが別荘は大きいので足が伸ばせてリハビリになると説明していたが、理論的説明か。
普通だと自宅のフロを改造して自宅でリハビリすればいい話で公用車まで使ってリハビリに行く必要はない。
趣味の書道でも物議を醸している。中国に行ったときに書道するときの服にシルクの高価なものを買ったそうだ。その理由に柔道をやっていたために肩の筋肉は張り(?)スムーズに腕が動かなかったが、シルクの服を着るとスムーズに動くのだと説明した。
第三者の弁護士は「違法性なし」(?)と判断したようだが、記者会見での記者は「半袖にすれば良いじゃないか」と反論していた。舛添さんの屁理屈もいいところだ。
問題の木更津のホテルでの会議の参加者で出版社の社長を上げてきた。「名前は」と聞くと弁護士には話したが、公表は相手の意向もあって差し控えるという。個人情報保護は分かるが、舛添さんは直接本人と話したことはなく、記者のアドバイスで「働きかけてみる」という。
大方の国民は「実在しない」とみている。理論的にどう実在に持って行くのか。海外出張中にでもするのか。どうして今までに名乗りを上げていないのか。遅くなればなるほど名乗り出にくいのではないか。
多くの美術品をオークションで購入してどこかに保管しているようだ。リストを出せと言われている。舛添さんは外交のツールとして使っているというが、外交の専門家は裸婦像など使わないという。
美術商に言わせると画家などの情報には詳しいが絵を見る目はないという。舛添さんに言わせれば無名な時の作品は安くて将来値が上がると言うが、利殖のためにはやっていないともいう。
何故多くの美術品が政治活動に必要だったのか、理論的に説明が欲しい。
13日には都議会の総務委員会が開催され一問一答形式での質疑が始まる。舛添さんは自分の口で説明責任を果たすと言うが、屁理屈の積み上げではいつかは立ち往生し命取りになる。
政治資金規正法の趣旨に反し、国民の常識を覆す政治活動への政治資金の使途の理論的根拠を示せ。
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