舛添さん 本音はどうなんだ。本当は辞めたいのか、それとも続投希望か。テレビで見る限り二進も三進も行かないようだ。先の知事選で推薦した自民党には候補者が見当たらず、2020東京オリンピックのこともあり直ぐに辞めたくても辞められないのか、それとも本当に続投を希望しているのか。
第三者による厳しい目での調査報告も顧問弁護士による調査よろしく、結果は散々な目に遭っている。火に油を注いだようだ。
議会からは「けじめを付けろ」「出処進退は」と問われて謝罪、反省の他に返金、報酬を減額する条例を出すことも考えているという。
「ケチ」「せこい」と批判されながら舛添さんのイメージは落ちっぱなし、家族まで影響が出る状況になっているが、それでも続投するというのか。
日曜日の情報番組を見ていると、東国原さんは議会の今後の追求スケジュールにヒントを見いだす。それによると13日の総務委員会次第だが、15日に閉会しても20日に又、総務委員会の開催が予定されている。でも不信任案の提出などは15日までに出すべきで、それ以降となると9月の議会開会まで先延ばしになると言うのだ。
もし15日までに不信任案が出されたら自民党は反対し舛添さんを擁護するのかと思うが、下村さんはNOとは言えないだろうと他の情報番組でコメントした。
と言うことは、もし不信任案が提出されると可決し、舛添さんは辞任するか、議会を解散することになるのだろうか。
自民党は後の候補者が見つからないので辞任を渋っているとの見方に、情報番組に出演した下村さん、蓮舫さんが否定した。
まず、舛添さんが辞めると言うことを宣言しなければ、動かないというのだ。舛添さんが辞任表明すれば、候補者が名乗りを上げ政局は動き出すというのだ。司会者が「お二人はどうか」と話を振ると苦笑いで誤魔化した。
舛添さんは、東京に住んでいて良かったと思われるような都政を目指して2年前に立候補し、自民党の推薦も得て211万票を獲得トップ当選した。ところが参議院議員時代に政治資金収支報告書で疑惑が飛び出し、こんな状況になり残念、死んでも死にきれないと続投を懇願している。
報酬も半減、次期は可能性がないという状況、しかもイメージをたたき落とす状況にありながらも続投を希望しているとは強靱な精神の持ち主としか思えない。
記者会見でも質問内容と質問者を覚えているほど、相当頭のいい人なので今の状況をしっかり把握していると思うのだが、続投希望なのかと不思議に思う。
そういえば猪瀬さんも出演する情報番組もあった。
総務委員会で鞄を持ってこさせて、5000万円の札束に似せた発泡スチロールの箱をねじ込むシーンが再現されていたが、猪瀬さんは入ると言ってねじ込んだ。
契約書も提示し、これは「本物だったが誰も信用しない人民裁判の様相を呈した」と述懐した。素人の私が見ても正式な契約書の形式を取っていないように思えたが。
その猪瀬さんが汗タラタラで臨んだ総務委員会だったが、数日後に辞任を表明した。猪瀬さん曰く「これ以上、都政に支障を来したくない」と言うのが理由のようだが百条委員会を考えての辞任だった事は容易に想像が付く。
都知事が2代続けて不祥事で辞任となれば2020東京オリンピックだって汚点だらけで、世界の笑いものだ。しかも招致に2億円のワイロが使われていたとすれば辞退すべきではないか。
潔く辞任表明するのが解決策の1番いい方法なのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿