原爆、水爆というと莫大な開発費がかかる一方で、配備しても実際には使うコトが出来ず、外交などで牽制手段として以外は役立たない兵器をどうして後進国が持たなければならないのか。
「ならず者国家」北が2日のミサイル発射に続き3日には水爆実験の暴挙に出、成功したと発表した。日本のメデイアのニュース番組、情報番組はトップニュースでその詳細を解説する。
万一水爆搭載のミサイルを打ち込められれば甚大な「やられ損」、打ち込んだ国、その政権は「潰される運命」にあるのは分かっていること。北が実践配備し使うコトにでもなれば望んでいる「金体制の維持」など出来るはずがないことぐらい知っているはずだ。
今後も政の節目、節目でミサイル発射、核実験を繰り返すことを指摘する専門家が多いが、それだけ北朝鮮国家は難しい国家なのだ。中国の牽制も効き目がない。裏ではロシアが支援している。こんなチグハグなことをやっていては朝鮮半島の安全は保てない。
対話、経済制裁は一向に効かない。寧ろ日米中韓は何も手出しが出来ないことをみての暴挙なのだ。
北にとっては外交に必要な強固なカードとして核、ミサイルがあるのだ。「そんな事をしていては大変な事になるぞ」という中国、ロシアを始め世界の国々の警告も北には通用にないのだ。
ロシアの崩壊によるウクライナの闇経済、インド、パキスタンの核開発、世界の不安定な政治が北の核開発、ミサイル開発に貢献(?)している。
韓国も黙ってはいない。ミサイル発射訓練を実施した。核開発実験箇所と等距離にある場所に打ち込み牽制したのだ。
トランプ大統領は対話はうまく行かず、軍事行動も匂わせているらしい。そのためには少なくとも中国、ロシアの了解が必要で容易ではない。
中露も対話の重要性を主張するが、対話が期待出来ないことぐらい分かっているはずだ。中露にとっては今の緊張感のままでいいと思っているのではないか。
真面目に相手にしすぎて金正恩委員長はいい気になっているのではないか。放っておくとどうなるか。エスカレートするだろうが、核搭載のミサイルを使うコトは「国、体制を潰される」ことになるのだ。
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