2017年9月26日火曜日

今日〈26日)の国会前周辺は「国難突破解散」前の忙中閑か

安倍総理がどんなに解散・総選挙の大義を説明しても理解しがたい「国難突破解散」を前に今日(26日)の国会周辺は「忙中閑あり」の光景だった。反対運動の幟位は立っているだろうと期待して取材に国会周辺に行って来たがいつもはいるはずの団体の姿も見当たらず警備の警察官の姿が目立つ程度だった。

何時も夜になると反対運動で賑わう国会前
今日は高齢の2人の女性は国会をスケッチ
2017.9.26
何時も夜になると幟、プラカードを持った抗議の団体が群がり警備のため多くの警察官を配備している国会前の交差点の通路は静かで、高齢の女性が2人国会をスケッチしていた。

銀杏が落ち靴で踏むと「プッチュ」と音がする。靴に潰れた銀杏が引っ付くと臭い。

衆議院議員会館前 ここには必ず団体が陣取っている場所
今日は誰もいない
グルッと参議院を廻って議員会館の前に出た。ここには必ず反対運動しているグループが陣取っている場所だが、今日は誰もいない。国会前広場に誰もいない時でもここには誰かいる場所だ。

選挙には関係ないのか参議院議員会館では「○○先生」と女性がクルマを呼び出す声が聞こえる。

引き返して自民党本部から民進党本部を見て廻った。

自民党本部前 少し下ると本部まえ2人のテレビ関係者が
暇そうに待機していた
自民党本部前も警察車両が数台いるが人の出入りも少ない。日テレの腕章した取材班が暇そうに待機していた。玄関前には「拉致被害者」「憲法改正」「東日本震災復興」関係の3本の推進本部の立て看板が立っている。何時ものあれだ。

広報掲示板には古びた安倍総理の顔のポスターが貼ってある。

民進党本部前 いつもは警察車両が1台いる
ここが賑わう時はゴタゴタがある時だ
民進党本部前もいつもは警察車両が1台止まっているが今日はいない。フジテレビの車両があった。昨日は離党を決意した松原さんが本部前で記者の質問に答えていたが今日は記者もいない。

離党者が後を絶たないので今日も顔を知っている議員が通るかと思っていたが通らない。1番賑やかだったのは民主党・野田政権の時、野田さんと小沢さんの間がギクシャクしていたときに実力者(名前が思い出せない。日教組出身)が仲介して仲直りをさせようとした時は大勢のカメラマン、記者で賑わった。脚立に立ちカメラマンが関係者の姿を1番良く写せるシーンを選んでいた。

3人が入った後はサッと記者、カメラマンが退いていった。時間がたって戻ってくるのだろう脚立だけが残っていた。

この後、野田総理は解散/総選挙を決断したのだ。野田さんと小沢さんとの溝は埋まらなかった。

このときのシーンをブログに書いた。

解散・総選挙ともなると反対運動も様子が変わってくる。

「国難突破解散反対」とでもするのか。「森友加計隠し反対」「アベノミクス見直し」「憲法9条守れ」「消費税増税反対」「増税使途見直し反対」「財政再建守れ」「人つくり改革反対」「残業ゼロ反対」など、要するに安倍総理が国難として上げた政策に反対することになる。


今回は「希望の党頑張れ」など小池新党を応援するプラカードも見る事が出来るかもしれない。反対ばかりでなく「賛成」のプラカードもほしいものだ。

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