26日の国会周辺は「国難突破解散」の前の忙中閑の様相を呈していたが、やっぱり民進党と新党「希望」で大きな動きがあったのだ。唐突に小池さんが「希望の党」の代表についたと思ったら一気に合流に動き出したのか。
それにしても小池頼みの不安定な政局は大丈夫かと心配になる。小池さんの国政への出馬がどうなるかにかかっているが全ては都議会が終わる10月5日以降になるらしい。そうだろう、都知事として何をやって来たかだ。
都知事選、都議会議員選挙で引っかき回し成功後、今度は衆院選で引っかけ回す算段か。小池さんに取っては面白い流れだろう。
民進党も前原さんは民進党を軸に野党再編を考えていたが、保守系議員には「解党的出直し」が必要と言う議員も多く、意に沿わないとみると離党、小池新党合流に動き出した。この動きが止まらないのだ。
そこに新党希望に小池さんが代表になった事で一気に「訳あり議員」が集まりだした。このままでは民進党の消滅の危機とみたのか、その前に解党→合流の動きだ。
小池新党の政策は「寛容な改革保守」でリセットを考えているのだから民進党の保守系議員は据わりが良いだろうが、リベラル系議員はどうなるのか。何時も民進党はリベラル系議員の我が儘な政策に振り回されゴタゴタが絶えない。
ここはリベラル系議員が我慢し「穏やかな保守」に方向転換するのか、解党だから新たな枠組みで新党を作るのか。
前原さんが小池新党へ合流の方針を出してやっと民進党もまとまって来るのか。保守系議員の「生き残り」を懸けた合流だろうが、リベラル系議員は「生き残り」を懸けどう動くのか注目だ。
小池新党も「風」だけはまだ吹いているようだが、国政政党としての地盤は東京を除いては全くない。そこは民進党の強みだ。地盤がある。連合も支持団体だ。
そして野党共闘へ動きを支持する市民連合もある。
安倍総理が野党潰しで打って出た解散・総選挙が一気に改革のチャンスになってきた。自公はテンヤワンヤだろうが、公明党の動きは微妙だ。そもそも公明党の存在感も問われているのだ。
明日はどうなるか。一寸先や闇だ。
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2017.9.26掲載
今日〈26日〉の国会周辺は「国難突破解散」の前の忙中閑かyamotojapan.blogspot.jp/2017/09/blog-post_76.html
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