朝日新聞2021.12.15のオピニオン&フォーラム 耕論「経済大国 黄昏時」での木村神戸大教授の「途上国転落恐れる若者」に同感だ。以前新聞で主要国、地域の賃上げ比較が出ていた記事の中で「日本は30年、賃金の伸びはたったの4%」と言い、図では韓国に抜かれていた。
韓国は文政権での失政、徴用工問題が主な記事でサムスンなどの企業の記事も出ているが、今まで日本よりも低く見ていたので驚いた。
GDPだって日本は世界第3位、韓国は12位ぐらいだから当然だったのだ。日本はGDP購買力平価で今や世界で20~30位、韓国の方が上位らしい。
木村教授は1981年から40年、経済成長率で日本が韓国を抜いたことは1回しかないという。中国や台湾、香港よりも下位になるというのだ。
日本は先進国、韓国は途上国のトップ問う見方は間違っているのだが、日本人は認めたくないのだ。
でもそういう中国、韓国など東アジア諸国も日本と同じように「人口危機」に襲われている。日本は素手の労働人口の減少が見られるが韓国や中国もsg宝来減少期に突入するのだ。
木村先生は「日本を先頭に失速する新たな「雁行」が始まる」と警告している。同感だ。もっと広く主張すべき考えではないか。
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2021.11.15掲載
「日本はもはや成長社会ではない:世界に先駆け低成長の成熟社会なのだ」yamotojapan.blogspot.com/2021/11/01.html
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