今回も80m2という細長いワンフロア―での火災だ。床面積が3000m2以下のためスプリンクラーのなど消火設備は不要だったが、消火器、誘導灯、自動火災報知機などは設置されていたという。
しかしこれらの危機は通常の火災時の対応で、今夏のように油などを使った放火事件の対応にはなっていなかった。
しかし簡易消火設備(スプリンクラー類似)の可能性はあるのではないか。正月を控え、住宅周りの壁や塀、玄関の床などの清掃を高圧水洗浄機を購入して実施した。
水道と高圧ポンプを接続し、ボタンを押すと高圧水や噴霧での洗浄がが可能になる。こういった類のポンプを設置しておけば、非常時にボタンを押すと水を噴霧することができる。大してカネはかからない。
何か事業をやろうと思えば、事務所、オフィスを借用することになる。投資額を少なくするために小規模雑居ビルなどが利用される。
今回の事件は他人事ではない。身の回りにはいっぱいある。開業医、学習塾、ヒットネスクラブ、飲食業などそこら中に存在する。
万一の時の脱出口など一か所だ。二方向などない。火災報知機はあるが消火設備はない。おいてあっても消火器程度だ。古い建物ほど」甘い管理だ。
小規模雑居ビルこそ危険な場所はないのだ。
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