岸田総理流に言うと「成長無ければ分配なし」と言うことか。だとしたら日本社会はどうなるか。予算委員会で立憲の江田さんが岸田首相に「日本の潜在成長率はゼロ、分配の財源をどこに求めるのか」と質問した時、岸田首相は「成長で様々な評価があるが成長を諦めてはいけない」と投資による成長の認識を示したという。
岸田総理は当初「分配」を強調していたが、トーンダウンし「成長と分配」と言い出し、まず成長を目指しその果実を分配に回すと言い出した。
飴と鞭で経済界に賃上げを求めるが、賃上げ、投資ともに思うようにいかない。その一方で、内部留保は484兆円でGDPの規模になって来た。賃上げの時は経営者は「将来の見通しが不透明」と理由を挙げる。
分配は大きな課題なのだ。
以前、海外から外需でなく内需での成長を求められたとき、中曽根内閣は前川レポート、福田内閣は21世紀版前からレポートを今日表したが、失敗した。そのよういんに企業の高家を分配するシステムができていなかったことを専門家は上げていた。
何時まで経っても分配は難しい。それより成長路線に期待できないのだ。日本社会はもはや成長社会ではない。世界に先駆けて低成長の成熟社会なのだ。
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