安倍元総理の威勢がいい。最大派閥の領袖となり表舞台に出てきたが、新聞報道によるとあまり評判は良さそうにない。一度たらずでなく2度も政権を放りだしたのだ。無責任男に尽きる。
しかも8年と言う長期政権に置いて民主政治の根幹を揺るがす結果になったが、その責任追及と対策は菅、岸田政権では回避するという。すでに終わったことと言うのか。
特に政治とカネの問題は大きい。本人は説明責任を果たさず、検察は不起訴、秘書の略式起訴、まともな状況ではない。
一方、強権保守派として憲法解釈を回避し内閣で解釈変更した「集団的自衛権行使」、憲法改正に自衛隊明記、緊急事態条項の追加は一部野党も合意しているが、安倍さんの元での審議は拒否している。
岸田総理になって安倍さんとの官営を良好に保つために憲法改正を推進するという。憲法改正を審議しないのは国会議員の怠慢だというのだ。
ところが国民の民意とはかけ離れている。
集団的自衛権行使反対で国会周辺で反対者が集まった。「戦争を許すな」「子供を戦場に送るな」と若い女性や年配の女性が集まった。そのうちにプラカードは「安倍反対」「安倍内閣打倒」に代わった。
12月8日の開戦記念日(?)には多くの参加者は意見を述べている。大事なのは「こうやったら相手はどうなるか」考えろと言うのだ。当時の天皇の心の揺らぎ、側近に日記、内閣の動き、雨の中の学徒出陣、勝利に熱狂する姿など毎年同じ記事が紹介されている。
そんな中で戦争を反省する記事が多い。当然だろう、一番困るのは国民なのだ。
今、世界を主導している政治家は80年前の戦争を経験していない。安倍さん、バイデン大統領、プーチン大統領、習主席同様だ。
多くの難民が国外に脱出し社会問題を起こしている新興国の主導者は何を考えているのか。国民を犠牲にしてでも得る利得が大きいのか、それは何か。
一方、安倍元総理も否定ばかりではない、外交、危機管理では実績があったのではないか。
集団的自衛権行使の可能性も対中けん制網構築では役立つことになるのではないか。「台湾有事は即日本有事」と言う。当然の考えだ。
米国を中心に英独仏豪印(?)などがけん制行動として南、東シナ海まで艦船を派遣している。当然に米軍基地を持つ日本はその前線基地として寄港、物資補給で利用される高尾Þになる。
また、あのアーミテージさんの言った「ショー・ザ・フラッグ」が意味を持つのだ。
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