日本の政治家は休暇が続くと英国などを訪れ民主政治に関する勉強(?)をしているようだが、今回の英国のEU離脱の大きな政治テーマがどう参考になるか。
英国とEUでの離脱交渉がゴタゴタしている。この間にメイさんからジョンソンさんに首相が交代したし、新聞報道ではEU離脱担当相が突然に辞任したという。
問題は2016年の国民投票にあると思う。
当時の新聞にも出ていたが、EUにいることで英国民が政治の主導権をもてないことに大きな不満があったようだ。移民の受け入れ、国際貿易でEUの縛りがあった。
又、アイルランド問題は英国本土との物流問題で大きな支障になっていたはずだ。又、EUは英国にとっては貿易国、経済的打撃も大きいと見られていた。離脱交渉で英国を有利に導きたいとする政権にEUは拒否していた。
英国民でなくても無理筋な政策だったが、国民投票で51vs49の僅差での離脱勝利だった、
だから賛成派も反対派もいろんなことを言いだした。賛成派の一人は「やってしまった」と公開の弁を述べていた。否定されるだろうと思い、自分は逆に賛成したらしい。
日本も憲法改正の国民投票で多数決で決められルらしい。英国のEU離脱の国民投票は参考になる。僅差での決定は問題があるのだ。ある専門家が指摘していた。多数決とは65%ぐらいの賛成か反対出ないと本当ではないというのだ。
日本も岸田政権が憲法改正を推進しようとしているが、多数決をどう決めるかをしっかり検討すべきではないか。
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