27日のNHKラジオで「1979年の今日、旧ソ連がアフガニスタン侵攻」を伝えた。そして今日の新聞は「ソ連崩壊の30年」を伝える一方で、ウクライナ周辺に1万人以上の部隊を配置、欧米はウクライナ侵攻を警戒している。
しかしその1万人を撤兵するというのだ。ロシアはNATO拡大をやめ、ロシアに安全の保障を要求していたのだ。
30年前と言うと1991年、ゴルバチョフさんが「ペレストロイカ」で社会主義国のリーダーであるソ連が崩壊した時だ。あの時、ゴルバチョフさんはロシアの将来は「民主主義しかない」とペレストロイカを進め、冷戦に終止符を打とうとした。ノーベル平和賞も受賞した。
新聞はペレストロイカをはやし立て、今後は西欧の一員として期待できると思ったほどだが、市場経済移行でインフレに悩まされ、経済、国内秩序、政治は混沌としたようだ。GDPもピーク時の半分になったという。
その後、エリチン大統領となり、北方4島返還の話が出たが、橋本内閣でうまくいかなかったか。その時の新聞報道で、同行の官僚が「今です」とプッシュを要求、橋本さんは「任せて置け」と言ったがうまくいかなかったようだ。
そして、プーチン大統領に。プーチンさんは当初「独裁も一過性、持続性があるのは民主主義だけ」と言っていたが、今は反動、強権独裁、反政府勢力の壊滅、批判するSNSなどへの投稿を監視、グーグル、アップルを監視する。
中国習政権と同じように長期政権を目指すが、国内外に多くの問題を掲げ、気を許せるのは習政権だけか。
北方4島の軍事化を進め、返還など考えられない。経済開発では日本やアジアの支援を期待する。
わかったとこは、GDPが日本の1/3と言うから170兆円程度だ。経済成長も期待できないらしい。これじゃ、大国復興など期待できないのでは。
中国となら共同でやれるらしい。中ロ両国の軍艦が日本一周のけん制航海をするし、日本近海を偵察行動する。
国内の不満を日本に向けているようではないか。これじゃ大国にはなれない。何時プーチン体制が崩壊するかだ。
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