新型コロナ対策ではない。医療機関のコンピューターシステムがコンピューターウィルス「ランサムウェア」の標的になっていることだ。都立墨東病院、松沢病院、先には半田病院がそうだったが、すでに国内で11病院など地方の中症病院に被害が広がっている
すでに一般病院では47%に普及している電子カルテが使用不能になり医療会計システムも使用不能で診療報酬請求もできなくなり、身代金を請求されているらしい。
一方で、一般的なウィルス対策ソフトを使っていたが役に立たなかったとも言う。本当にそうか。
以前、日本を代表する大企業や経済関係の中央官庁がウィルスの汚染された記事が新聞に載っていた。情報番組でコメンテーターが「ウィルス対策をやっていれば防止できたはず」と言っていたが、ウィルス対策も5千~1万円/台かかるので決して安くはない
対策はセキュウリテイーの見直しで、重要なデータはバックアップをすることだ。そしてインターネット接続とは別にすることらしい。しかし大病院ではCT, MRIなど先進医療技術では専門メーカー、専門家の助言を仰ぐ必要もあるし海外の文献を探し回る必要もあるだろう。どうやってシステムを別にするかだ。
又、成りすましメール、無料アプリの表示には注意だ。危険が潜んでいる。7割は無料に誘われて汚染した例があるらしい。添付資料は安易に開かないことだ。
勿論ソフトは最新版に更新することだ。
大病院は、予算や専門スタッフに限界があるというが、万一被害に会ったときの損害は大きい。今は大病院に限らず、個人開業医でも電子カルテだ。医者のデスクの画面で自分のカルテが表示される。何が書き込まれているか分かる。
受付で「今日はどうしたんですか」と質問される。それがすでに電子カルテに載っているのだ。
コンピューターシステムで作業は便利になるが、何かあったときにどうするんだろうと心配になることもある。
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