立憲民主が立ち直れるかどうか心配していたが、決選投票で泉さんが選ばれた。代表選を争った西村さんを新幹事長に据え初の女性幹事長だという。他の候補も重用し挙党態勢で臨むという。
立憲民主と言えば注目は「野党合同ヒアリング」だった。正式な国会審議がもたもたしている間に裏では野党合同ヒアリングで官僚に鋭い質問を浴びせ官僚がたじたじになっているシーンをたびたびテレビで見た。しかし、官僚いじめと映ったのか不評を買い見直すという。
では、国会で「野党合同ヒアリング」と同じ質疑ができ真実を追及することができるのか。
またもう一つの最大の問題は「連合」も批判している共産との共闘だろうがこれも見直すという。
ところが新聞で共産党の穀田さんが、泉さんとは立命館大の先輩後輩だという。「よい同窓としてつながりが持てれば」と期待をにじませている。
そして、立命館大の末川博先生が築いた「平和と民主主義」の教学理念を上げ「共通する土台」と今後の共闘を臭わせた。
60年前、私も京都にいた。京大のことは知らなくても立命館大の末川博先生のことは皆よく知っていたはずだ。
時の京大・滝川事件は日本の学問の自由と大学自治に加えられた弾圧だった。滝川先生が京大を去るとき末川先生も去ったのだ。戦後になり末川先生は立命館に迎えられた。憲法と教育基本法を尊重し、「平和と民主主義」を教義理念とし幾多の卒業生を送り出した。
この時京都大学も迎えようとしたが、先生は立命館を選び、学長総長公選制を実践した。
泉さんや穀田さんが「平和と民主主義」の理念、「理想を高く、姿勢を低く」、大地に足をふんまえて一歩ずつ前へ前へ進もうという「末川イズム」で政治をやってくれるなら支持しようではないか。立憲と共産の共闘はあってもいいのだ。自民党だって公明党と与党を構築しているが理念が合っているのか。ただの選挙のためではないのか。
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