2025年1月18日土曜日

阪神大震災から30年:次は私たちか 南関東発生のM7、確率70%の首都直下地震

 阪神大震災から30年、メデイアは当時の被害写真を示し、巨大地震の恐ろしさを伝える。野島断層があることはわかっていたが、淡路島から神戸、大阪までの広範囲な被害は予想だにしなかったか。

その一方で、東京は直下地震、M7の発生確率は70%、いつ発生しても不思議ではない。特に私の住んでいる東京大田区は品川を通り都心に通じる地下断層が動いた場合に、最大の被害を及ぼすと言われ、地震に多発する千葉県北西部や東京湾北部よりも首都直下地震の代表例に挙げられる。

再度、我が家周辺を見直し手見た。

東京・太田区だから避難所は多摩川河川敷だ。道路標識が表示されているが、だだっ広い河川敷のどこに集合するのか。はっきりはわからない。多摩川河川敷を河口へ向かい歩いてみた。船着き場もあり救援物質を運び込む場所らしい。当初避難場所に指摘されていた場所も、その後の検討で浸水場所であることがわかり変更されていた。

我が家の場所もハザードマップでは浸水に注意が必要だ。傾斜地での高層マンションが多い。とてもじゃないが大丈夫とは思えない。杭打ちが間違っていたら倒壊の危険が増す。

マンションに住んでいるが、エレベーターには注意だ。できるだけ使用せず、非常階段を使っている。小規模のマンションだから震災時閉じ込められても救援がどうなるか。

自治会では震災後出かけるときはドアーにタオルをかけ「無事です」と知らしめようと運動している。

外出で、帰宅が問題になるが、東京から自宅までルートと時間を確認した。何とかなる。

室内では本棚やタンス、仏壇などの転倒防止をした。テレビも台にくくりつけた。懐中電灯を3か所に置いた。

飲料水などは45Lのポリバケツに水道水を保管、緊急時の非常用バッグも購入した。アルミシートを家族分だけ用意、その中には飲料水、ごはん、缶詰など食料品もあるが賞味期間もあり更新が必要だ。

トイレは簡易トイレセットを購入した。

でも、「さあ いつでも来い」とは言えない。実際には予想外のことも起きる。マンションでは住民の安全を維持する必要があるが、防災体制ができていない。いざという時は管理会社頼みだろうが、管理契約には震災時の対応は入っていない。そんなことなど誰も知らない。

近くに娘や孫が住んでいるので地震が落ち着いたら、ドアにタオルをかけ、娘の家に行ってみようと考えている。




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