貿易赤字122兆円を改善しようと10~20%の高関税をかけるというと、相手国も関税で迫る。関税フリーの経済圏を否定し、二国間で築こうとする。米国はただでは守れないと軍事費の増額を要求、応じなければ撤退でもするか。
今、ロサンゼルスでは大規模山火事だ。雨は少なく空気は乾燥、地球の温暖化が起因するが、世界2位のCO2排出国でありながらエネルギー産業を育成するために化石燃料を重用する。COPの政策は公平性に欠けると反対する。中国は間隙を縫って覇権を拡大するが、トランプ氏もグリーンランド、メキシコ湾、パナマ運河に触手を広げる。
グローバリゼーションで海外へ拡大した産業の国内回帰、国内雇用の創生を狙いラストベルトの復活を約束する。
第1期トランプ政権も異例づくめだったが第2期政権はもっとひどい。マスク氏の登用、身内を閣僚に重用する姿を見ると安定性に欠ける政権のようにも見える。
そして、大統領選で国を分断する結果になり今、統合を目指すが簡単に修復できるもののではない。意外に早く国民の支持を失うのではないか。
日本はどうするか。
トランプ氏との会談が先送りされたことで、東南アジアとの外交を優先した。対中国けん制で近隣国と同盟を強めるのだ。そうすればアメリカも日本の地位を見直すのではないか。日本はトランプさんが知っている「お土産外交」の安倍政権時代とは違うのだ。
トランプ氏はそれに早く気付くべきではないか。日本は米国と是々非々で付き合えばいいのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿