2015年11月29日日曜日

高崎・少林山達磨寺:総門をくぐり大石段を登ると目前に紅葉が

放生池、大講堂、社務所のある広場から本堂を見上げる
2015.11.29
高崎・少林山達磨寺は総門をくぐり急な大石段を登ると目前に見事な紅葉が飛び込んでくる。国道18号の豊岡付近で右手の山を見ると紅葉真っ盛りの光景が見えたので少林山達磨寺に参拝してみることにした。29日は晴れて気温も高い。数日前のあの寒さが嘘のようだ。

年配の人たちが参拝に訪れていた。立派な総門をくぐり急な大石段を上る。

一気に登る人はなく、皆途中で2~3度休すむ。途中で休んでいる元気そうな女性も「毎日、食後ここへ来るが、この石段はきつい」と言って笑う。見上げると鐘楼があり、太陽の光が差している。

鐘楼をくぐると放生池、大講堂、社務所のある広場に出るが、更に石段があって本堂を見上げる場所の紅葉が見事だ。数年前に来たとき、管理人が「朝、太陽が照らし始めた頃が一番きれいですよ」と教えてくれた。

説明によると、1698年の開創時には、この広場に本堂と達磨堂があったが、明治14年に焼失し現在の場所に移したという。この放生池は、大石段から真っ直ぐに上がってくる魔物が落ちる魔除けの池と言われ、故事にちなんでいるようだ。







左手の歴代墓所付近の紅葉も今が一番良いときだろう。付近に洗心亭もある。

本堂


本堂
参拝者で賑わう本堂、達磨堂。返却された達磨が並んでおかれている。達磨大師の少林山と言われる由来は、昔碓氷川の畔に観音様のお堂が有り、ある日洪水のあと、川の中に光る物があり、拾い上げると香気のある古木で霊木として保管していたが、1680年に一了居士という者が一刀三礼、達磨大師の座禅像を彫刻したことから始まるらしい。

観音堂
右手に降りると観音堂で、ここも紅葉がきれいだ。


年末、年始そして、だるま市は一番賑わう。

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