2023年12月29日金曜日

辺野古設計変更に国が代執行?:民主政治、地方自治は勿論、安全確保はどうなる

 なんてことをやっているのか? 民主政治を標榜する日本で沖縄の地方自治をあざ笑うように国が代執行した。国寄りの沖縄防衛局の設計変更に対して沖縄県知事が承認しないことで国土交通相が代執行氏、設計変更どうり工事を進めるという。一方で沖縄は福岡高裁那覇支部の判決に上告するというのだ。

どうして沖縄県の意見を聞かないのか。

私の記憶では、辺野古の工事地域に海面下90mに及ぶ軟弱地盤があることを沖縄県の専門家が指摘していた。東京での設計ではそれが見落とされていたが、詳しい調査で軟弱地盤の存在を認め、今回の設計変更になったのだ。東京の技術者より沖縄県の専門家の方が詳しい。

国も祖9の存在を認め、今回の設計変更になった。君にが代執行しても軟弱地盤の問題解消にはならない。

福岡高裁那覇支部の判決の中の「付言」に記されていたように新たな問題が出てくる可能性は大だ。

一度、しっかり国と沖縄県が対話する必要があるのではないか。3月に岸田さんは訪米するという計画が進んでいるという。恐らく辺野古移設が進むことも考慮してのことだろうが、辺野古に関しては米側より戦略的に問題点も指摘されている。どうなることか。


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