小池「都民ファーストの会」の公約は、「まず反自民」からと言う事ではないか。1か月半まで迫ってきた東京都議会選挙で小池「都民ファーストの会」が議会の過半数を確保できるかどうかがポイントになってきたがメデイアは「公約」は何かと問う。反自民であるからにははっきり態度を示すべきだ。今のままなら自民党本部に抱きつかれて小池さんは自滅しかねない。
小池さんの掲げる東京大改革はまず「反自民」ではないのか。だから議会の過半数を確保できるかどうかだ。メデイアの報道によると他党からの鞍替え議員、知名度があり特異な経歴の女性候補者も名を連ねている。
安倍総理は「烏合の衆」に何が出来るかと、自民党候補者に檄を飛ばすが背後には劣勢への警戒感が強い。
過半数の64議席を確保できるかどうかは「風」次第と言う事になるが、難問をどう解決していくか。
豊洲移転か築地残留か。築地でも地下土壌からベンゼンが検出されたという。コンクリートで覆われているが有害物質汚染は豊洲と変わらない。衛生面、安全を考えると豊洲移転という事にならないか。
では、今までの移転先送りは何だったのか。その間の賠償は誰の責任か。石原さんの言う「小池さんの不作為責任」があらためて問われる。
東京オリンピック、パラリンピックの経費負担がギクシャクしている。仮説施設費用の500億円は都が負担すると言ったので、関係自治体の知事はホットしただろうが、国と都の駆け引きだ。まだまだ問題は山積している。
ブラジルのオリンピックの負の遺産がクローズアップされたが、東京も二の足を踏むだろう。都民としてはオリンピック後も巨額の経費負担には反対だろう。東京都は金持ちとみられているが借入金も多く巨額な利子を払っているのだ。
そして、今回は既成政党に雪崩が起きている。各議員が生き残りをかけて更には元議員が帰る咲きを願って「都民ファーストの会」を頼っているのだ。勿論小池さんの人気が目当てだ。
公明党都連は自民と手を切って小池さん寄りだ。公明党候補者の選挙ポスターが創価学会会員の門に掲げてあるが、ポスターの下の大きな範囲に小池さんが載っている。色もグリーンだ。
当然に選挙協力となれば公約はどうなっているかが問われる。しかし今のところ議会改革の一部しか公表されていない。そこをメデイアや自民党は追求している。
しかし「烏合の衆」感が強い今は「風」任せで、公約などあってないようなものだ。強いて言えば「反自民」での東京大改革だ。
次回7月の都議会選は「風頼み」、次々回の都議改選ではオリンピック、豊洲問題も終わっているので本腰を入れての公約実現になる。東京都政改革はそこからだ。
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