イタリアG7サミットを伝える民放テレビ 2017.5.27 |
ロシアをめぐる大疑獄事件スキャンダルのど真ん中にあるトランプ大統領の警備は厳しいようだ。歓迎式典に遅れて到着する始末だ。
トランプ大統領と同様、国内で大スキャンダルを抱えている安倍総理も「対北制裁では対話より圧力」を主張し議論を引っ張っていたと言うが、他の課題ではどうだろう。政府の役人は会議で安倍総理が重要な役割を担っていると宣伝するがどうだか。
先の伊勢志摩サミットでは、海外から著名な経済学者を招聘し経済政策でアイデアを請うたが、会議ではリーマンショック以前の世界経済危機にあると発言し他の首脳の顰蹙を買っていた。独りよがりのところが大きい。
どのサミットも開催国で議長役のトップがアメリカ大統領の横で存在感をアピールするが今回はどうだったか。親密さを示すと国内で反発を買う危険もある。
反保護主義を訴えたいところだろうがトランプ大統領を忖度し回避するらしい。自由貿易も「アメリカ第一」を言うトランプ大統領が「低い関税」を言い張ったらしい。
地球温暖化では「パリ協定」離脱を匂わせていたが、各国首脳の反発で「検討期間が欲しい」とやや譲歩した。中国に遅れを取っていることが心配らしい。
トランプ大統領は国際会議の場でも世界をリードする立場に立てるのか。「アメリカ第一」を押し通うそうとするから最後は賛否両論を記すことになる。
でも結束した課題もある。北への圧力とテロ対策だ。
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