2017年5月22日月曜日

14日に続き、もうやってしまった北朝鮮ミサイル発射、それぞれに目的があるらしい

北朝鮮のミサイル発射を伝える日テレ「バンキシャ」
2017.5.21
14日に続き又、北朝鮮がミサイル発射、21日は夕方の16時59分、それぞれの発射挑発行為に目的があるようだが、子供じみた挑発行為に日米韓が振り回されている。

今度の発射は米、原子力空母ドナルド・レーガンが日本海に派遣されることを狙ったようだ。これでカールビンソンの打撃群を加えて強力なアメリカの対北シフトになる。弾道ミサイルもSLBMの対空母らしい。

今回も何時もの通り、ミサイルの高度(500km)、飛距離(500km)、燃料は固形か、液体か、着水海域はEEZの外とお決まりの発表内容だ。防衛相は概要をペーパーの棒読み、官房長官も安倍総理も遺憾の意を示し抗議したという。何時もの会見内容だ。

でも本当はもっと詳細なことが分かっているのだ。手の内を明かさないためにもありきたりのことしか発表しない。

せいぜい、技術の進歩状況、弾道ミサイルの種類だが、大気圏再突入の技術は掴んでいると言うから長距離ICBMの完成も時間の問題なのだろう。アメリカは本土攻撃を懸念してレッドゾーンはICBM開発だろう。

北朝鮮もそこのところは念頭にあるのだろう。「何処までやったら米国が動くか」を知っての挑発行為だ。

先日、テレビで北朝鮮をウォッチしている「38ノース」の仕事を紹介していた。何のことはない、誰でも見る事の出来るグーグルマップの映像から専門家が映像解析し発表しているのだ。

だとしたら、アメリカの諜報機関はミサイルの保管されているトンネル、固体燃料なら前兆を掴むことはむずかしいと言っているが、そんな事はないだろう。ほとんどを掴んでいるはずだ。

北朝鮮のミサイル発射情報は世界に発信されている。それを北朝鮮が見て笑っているのかも知れない。「次は何をしようか」と考えているだろう。

こんな小さな国に振り回されて資源の無駄遣いだが、世界の安全を守るには仕方ない浪費なのだ。


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