組織的犯罪処罰法改正に伴う国会運営、森友、加計学園への安倍人脈の優遇疑惑など横暴な政権運営が目立つ安倍総理に鉄槌を下すには、少々のことには目をつむり民進党、共産党の支持を上げないか。
最近のと言うか、ここズッと政党支持率は自民党37%、民進党6%、共産党3%など固定されているように感じるし、安倍内閣支持は50%前後で安泰らしい。
朝日新聞の組織的犯罪処罰法改正案の衆院通過に当たっての全国緊急世論調査でも「東京オリンピック、パラリンピックに向けてテロ対策のために必要」という説明に納得出来るというものの法案への賛否、審議が十分か、今国会に成立させる必要があるかでは圧倒的に反対だ。
政権運営に疑問を感じていながら安倍政権を支持するおかしな国民感情なのだ。
要は「他よりマシだから」安倍支持なのだ。特に積極的な理由はない。ではどうして民進党支持が6%と低率なのか。
鳩山政権、菅政権、野田政権で小沢さんとの権力闘争で肝心の政策より権力闘争に明け暮れなければならなかった悲劇を国民の前に晒してしまった。
でも野田政権は、「政治を前に進める」ことでは優れていたのではないか。私は認める。
今、野党第一党として国会審議で頑張っているが、如何にせん、野党の悲劇だ。情報量は少ないし、官僚の協力も不足、一方で政権党からは「対案を出せ」「実績を上げろ」と批判される。
だから民進党の中には前原さんや細野さんのように政策を提案するが、党内にはいろんな意見がある。保守系、リベラル系と混在するために党内での政策の一致がしにくい。
自民党政権は、そこのところをついてくる。
でも考えてみよう。ここは目を瞑って少々のことは我慢し民進党、共産党の支持を上げていってはどうか。無党派層が39%もいるとは異常な事態だ。
民進党や共産党の支持が上がれば、議席数も確保できるし、少ない議席ではゴタゴタも目立つが議席数が増えれば政策もまとまってくるのではないか。
政権が取れるチャンスが出てくるとまた風向きも変わってくる。兎に角、自民党支持を減らすことだ。それが民主政治を取り戻す手っ取り早い方法である。
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