もういいではないか安倍総理、即刻辞任を! これからは内政の混乱を収拾するときだ。森友・加計学園に見る安倍総理夫妻による関与事件は貴重な国会審議を空虚なものにし国益を害するばかりか政治的にも安倍総理の存在は「国難」に値する。
国民は皆、安倍総理と籠池さん、加計理事長との関係で利権誘導、職権乱用していることはわかっている。国会での責任究明、組織の立て直ししようとしても張本人の安倍さんがいてはできっこない。
安倍さんがいる限り官僚の忖度は続くからだ。
自民党総裁選、参院選を控え国政を正常化するためにも安倍さんは潔く辞任すべきだ。
確かに安倍政権の5年間は民主党政権を引き継ぎ良い時もあったが今後は安倍政策を検証し見直す時ではないのか。
アベノミクスでの異次元の金融緩和は、時あたかも欧州では日本への株高への動きが出始めた時でもあり円安、株高を加速、沈滞していた日本経済の復活につながった。
毎年80兆円での国債買い入れは国債の4割を日銀が保有、マイナス金利は銀行経営の不振、FTEは官製株価で市場の見えざる手に支障をきたしている。
国債買い戻しは今は40兆円に落ち込んでいるが、今後は出口戦略に向け市場と対話が必要だ。
狙っている2%物価目標も度重なる先送りで今は「見通し立てず」の方針に切り替えた。未達のままなら出口戦略に移れず先進国の中央銀行に後れを取り金融政策の正常化は遠ざかる。
世界一活躍でき、海外から企業を誘致することもあって法人税下げ、大企業、富裕層への優遇税制は格差拡大、貧富の差を大きくしている。
企業は儲けを家計に再分配することを嫌い内部留保は400兆円を超え、M&Aを繰り返す。国内消費は伸びず経済成長はおぼつかない。内需拡大を声高にし、安倍政権は財政出動で景気を刺激しようにも経営者の動きは鈍い。少子高齢化で市場はしぼむばかりだ。
安倍総理は憲法改正、自衛隊明記に御執心だが国民が希望する政策の優先度は最下位だ。安倍さんの恣意的目的で民意を失っている
働き方改革は労働者の過重労働で自殺者まで出る事態になり、政府は仕事の多様性に向け、裁量労働制など改正を目論んでいるが厚労省の使ったデータに不備が見つかり裁量労働制の枠拡大は断念したが、20%にデータの誤りがあったというが本質には影響せず国会を通すらしい
立憲政治にも後ろ向きだ。憲法改正では国会審議が進んでいないとみると読売新聞でインタビュー形式で自説を公開、国会審議を軽視する。
野党の勢力を潰すために大義名分のない解散権を乱用する。
国会答弁もポイントを避け長々と答弁するために質問者から「答えていない」「質問時間がない」と苦情の連続だ。
○○委員会、諮問会議などを多用し、YESMANをそろえて好き勝手な政策を提言お墨付きを得る。総理の出席時間の1時間のうちに重要な政策が決まる。これも国会審議の軽視だ。
メデイアへの批判も激しい。テレビに生出演し意に沿わない報道には噛みついている。メインキャスターなどの交代もあり、報道は委縮している。とてもじゃないが民主国家とは思えない。
せっかく良い制度になると思っていた内閣人事局も安倍政権に悪用されると官僚が忖度政治に走り正常な行政が期待できない。
あげたらきりがないが、どういうわけか内閣支持率は30%台、自民党の支持率も33%で危険水域には達していない。
もういい加減にポスト安倍に政権を渡さないとそのうちに自民党も信用を落とすことになる。
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