2020年7月9日木曜日

今日の新聞を読んで(376):旧態依然の安倍政権、それで「新しい日常」対応か

自民党一党多弱、野党のふがいなさに選挙も面白さを失っている。先の都知事選でも人気、知名と消去法で小池さんが圧勝したようなものだ。

自民党の総裁任期、衆院の解散総選挙を控え、自民党内に解散風が吹き出したとメデイアは騒ぐ。安倍総理と麻生財務相の続く会談は怪しげな話をしているのではないか推測するのだ。麻生さんは先に追い込まれ解散し惨敗したことから早期解散論者なのだ。

安倍長期政権は危機管理に長けている結果とみられていたが、自らの不祥事、不法行為に対して有耶無耶な対応で胡麻化している結果、いつまでたっても国民は「モリカケ」問題を追及する。

ところが、新型コロナウィルスの災禍にあい国民の生命、身体の安全が喫緊の課題となってきたら生活、事業支援策は右往左往する始末で、国民の不満は高まり内閣支持率も30%台に下落、危機管理能力のなさを国民の前に呈した。

ウソにウソを重ねてごまかしてきた実態は国民が一番よく知っている。世論調査でも「安倍総理は信用できないが、他の内閣よりまし」という。

野党との国会審議が平行線をたどり真相追及ができない状況に至っているが、裁判では逆に野党から要求のあった国会開会要求を長い期間無視していたことは「憲法違反」に当たるというし、モリカケ問題で文書の不開示は「相当に悪質」と断じられた。

さらに「桜を見る会」「夕食会」は安倍総理の後援会の公職選挙法、政治資金規正法違反容疑で600人に上る法務関係者らが東京地検に告発した。地検は受理したのかどうか。

安倍総理は新型コロナ対策で「新しい日常」「新しい生活様式」を国民に訴えているが自分の政治手法は旧態依然ではないかと批判する記事が朝日新聞(2020.7.8)「新しい日常どこへ 政局か負ける首相の旧態」は納得のいく内容だった。

ポスト安倍の不在で自民党内では安倍4選もあるという。ポスト安倍の有力候補の石破さんまで言及している。

民主政治の根幹を揺るがし、議会制民主主義をわがものにしてしまう安倍総理の政権運営は百害あって一利なし。

ウソつき政治からの脱却が我々にとっては喫緊の課題なのだ。「新型コロナウィルスの神の手」は政治改革を求めている。安倍総理に「昭恵夫人とともに去れ」と言っているのだ。

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