2020年7月27日月曜日

習主席! 世界制覇を目指すなら、まず「公共の衛生」で制覇を目指せ


カネにものを言わせ世界中に力を鼓舞し共産主義で世界制覇を目指すのであれば、まず新型コロナウィルスのような得体のしれないウィルスの発生、拡散をさせない「公共の衛生」で制覇すべきではないか。

米中抗争も当初はトランプ大統領の「アメリカ第一」から貿易赤字を解消する目的の高関税の掛け合いになったが、IT技術など知的所有権問題、空母を建造する軍事開発で「陸海空で米国の優位を脅かす存在」といったのはポンぺオ国務長官だったと思うが、中国はGDPで世界第2位にのし上がりアメリカが中国の勃興に恐怖を覚えるまでに至った。

中国を発疹源とする新型コロナウィルスの発生に当たり、情報の隠ぺいは世界拡散の要因にもなったし、今度はワクチン開発、ミサイル開発軍事面などで中国のスパイ行為の疑いもあり、トランプ政権はその拠点になっているヒューストンの中国総領事館の閉鎖を通告すると、中国は逆に成都のアメリカ総領事館の閉鎖を通告してきた。

米中戦争のきっかけにもなりかねない事態が続く。

トランプ大統領には大統領選に向けての戦略もあるのだろうが、どこまで本気なのか読めない。

国連の事務総長も仲介に役立たない。国連はトランプ大統領から役立たずとみられている。確か解体をにおわせている。国連機関はアジア、アフリカ勢の台頭で新興国に手を差し伸べる中国が支持を固め各機関の要職に人材を送り込んでいる。

新型コロナウィルス感染でWHOが板でミック発生の宣言を早めに出せなかったのも中国の意向を重視したためだ。

その新型コロナウィルスでアメリカは初動ミスにより世界一の感染国になり世界的拡散は拡大中だ。逆説的だが、新型コロナウィルスという中国製生物兵器(中国は強く否定している)で、ここでも中国は米国に勝ったのだ。世界制覇を成し遂げたのだ。

一方、新興国も中国の世界戦略には恐怖を感じているようだが、疲弊する国内経済への支援の手は助けになる。

一帯一路構想は新興国への国内経済支援で港湾施設の建設をやっているが、実態は軍港化だ。「債務の罠」で周辺土地が取り上げられ中国の飛び地が世界中に広がる可能性がある。

共産主義対自由主義も共産主義ではロシアが国内経済停滞で覇気がなく、中国が一人で頑張っている。一方自由主義国というとトランプ大統領の「アメリカ第一」で従来からの同盟国内の絆に溝が広がっている。ドイツ、フランスは距離を置いている。

今までトランプべったりだった安倍総理の立場も難しくなってきた。中国とも関係改善を目指し習主席の国賓待遇としての訪日を計画していたが新型コロナウィルスで延期になった。中国に対してはこのご時世でも親中派がおり一枚岩ではない。

ところで、習主席率いる共産党政権は世界のリーダーとなりうるか。

今のようは一党独裁強権政治を続ける限り無理だろう。経済支援は受けたいが政治面では共感を得ない。そのうちに米国大統領もトランプではなくなってくる。次回再選されるとしても4年後はトランプではない。

あの共和党で親日派と言われたアーミテージ氏までも「いつまでもトランプ大統領とは限らない」という。日本の対米政策に警告しているのだ。

そんなにカネと権力があるのならまず、「公共の衛生」で世界制覇をしてみたらどうか。野生動物を食ってウィルス感染症を振り回す中国の生活様式に変革を求めたらどうか。もう中国製生物兵器(?)に世界はこりごりなのだ。

これだけ抑えても世界の経済成長には大きく貢献するはずだ。それは今回の新型コロナウィルス感染拡大で世界がどれだけ疲弊するか見てみればわかる。

0 件のコメント: