新型コロナウィルス第2波に向けて都民の健康、安全を守るために東京アラートのモニタリング指標の見直しを東京都が1日から実施することになったが、今までの数値基準を決めていた指標に比べ、判断基準値が示されていない新しいモニタリング指標では私たちが現状を把握し、今後どうなるか把握しにくくなった。
更に数値に拘らず全体像で判断する(小池知事)と言うことは、全権を都知事に委託したことになる。所謂「政治判断」が優先するのだ。
今後は休業要請などさえずに「注意喚起」に頼るらしい。だから都民一人一人の判断と行動が重要になる。「安心バイアス」で行動していては痛い目に合うのは都民なのだ。
小池都知事は「感染拡大防止」より「経済再開」に軸足を移したのではないか。有権者にとっては感染予防より経済再開の方が受けるとみているのだ。選挙対策と思われても仕方ないが、都民の政策要求は「感染拡大防止」の方が優先するのだ。
小池知事は「東京アラートの解除の判断」を誤り責任追及を受けるのを避けるために、このような指標を作成したが、そのうちに再び見直しされるだろう。あの東京アラートは何だったのかしっかり説明すべきだと思うが。
今、都知事選選挙中だ。選挙情報ではこんな小池知事が安定した戦いを進めているという。再び小池さんが都政を担うのに適しているかどうか、しっかり判断すべきだ。
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2020.6.30掲載
東京新モニタリング項目:東京アラート責任回避、休業要請せず、注意喚起か
yamotojapan.blogspot.com/2020/06/blog-post_93.html
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