2020年7月24日金曜日

新型コロナウィルス対策(9):何もしないと感染者数は目を覆う事態に、来月は3000人か

政策研究大学院 土谷教授の新感染者予測
昨日の感染者は366人だったが先生は384人と予測していた。
今後何もしなければ来月は3000人台になる
2020.7.24 TBSテレビ「ひるおび」より
昨日の感染者数が初めて300人を超えたということでメデイアは色めき立ったが、24日のTBSテレビ「ひるおび」で政策研究大学院の統計学、数理統計専門の土谷教授が、このまま政府が何もしなければ来月は新感染者数が3000人出るという研究報告を紹介していた。

更に何もしなければ7000人までなるだろうという。こうなると先の参院予算委員会で東大名誉教授の児玉先生が、「来週はひどい状態に来月は目を覆う事態に」と発言していたことが現実味を帯びるのだ。

政府が任命し立ち上げた分科会も専門家がいるが、YESMANをそろえたのだろう。感染拡大の危機感は持っているが、それでも政府の「経済再開」と「感染防止」の車の両輪論に乗れば本音とは別に危機意識もトーンダウンするか。

何時もは、14時過ぎには「本日の感染者数○○○人台」というニュースが流れるが、今日はいまだ流れない。もしかすると昨日を超える人数になるのだろうか。減っていれば小池知事のことだからテレビの前で公表するだろう。

政府はGOTOトラベルのキャンペーンに力を入れているし、人の動きとしてビジネスを中心に入国制限の緩和もするらしい。しかしイベントの制限緩和は避けたようだ。

東京都知事は4連休に当たり「不要不急の外出自粛」を要請している。ホストクラブ、キャバレーなど夜の接待飲食関連業に指導、ガイドライン強化、丸適シートの推進をお願いしている。

政府と都の政策に不統一が目立つが、土谷先生は300人を超える前にしっかりした政策をやって欲しかった、今は遅すぎるという。ピンポイントの震源地潰しはもう効果がない。全国に拡大しているのだと言う。

それでも政府が「行動の変容を促す」強いメッセージを発するべきだという。緊急事態宣言の再発出か。政府が一番嫌う政策だ。

それとも内閣総辞職で心機一変、やり直すか。総理はもっと国民の前に立って強いメッセージを発することが国民の安心につながるのではないか。






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