新聞報道でトヨタの6工場、10ラインが生産を停止しているという。要因は日本発条の爆発事故でばね部品などが 入らなくなったためという。トヨタといえば「ジャストインタイム」「かんばん方式」という必要な時の必要なものを入手する超合理的な生産方式を採用し、他企業も参考にしたものだ。
以前にも豪雨被害で水没した系列会社のために生産ラインを停止した経験がある。その時は部品の在庫を抱えない生産システムの欠陥が指摘されたものだ。
私が現役の時は品質管理で超有名になり、他の多くの企業も参考にしたものだ。トヨタは余分なものを買わないから倉庫も不要で、トヨタに納入する部品を乗せたトラックが周辺の道路に連なっていると批判されたものだ。
中国がサプライチェーンとして期待されていたが、国内事情でその地位を失いつつある。海外の部位品供給を頼っているうちは適正な在庫を持つ必要があるのだ。
今後、首都直下地震が心配されている。企業は生産活動を維持するためにどんなシステムを構築しているのか。
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