米の2024年度会計年度をめぐるバイデン政権と共和党の争いは「つなぎ予算」合意で一時の危機は去ったが、問題はウクライナ支援が除外されたことだ。共和党保守強硬派が反対、背景にトランプ氏の存在がありそうだ。
バイデン大統領はウクライナ支援を継続すると別予算提出を求めた。当然だろう。こういったニュースはロシアのプーチンを喜ばせるはずだ。ロシアは戦争の長期化で国防費が1.7倍になっていると言う。緊急時の時は民主主義国より共産主義国の方が決断が速い。
また、不利なニュースが流れている。スロバキアではウクライナ支援に反対する政党が第一党に躍り出て、ウクライナ支援を継続する中道リベラル政党を抜いた。連立政権を組むことになるが難航しそうだという。
各国でウクライナ支援疲れが出てきている。ポーランドは首相が兵器の供与を止めたと発言し、大統領が誤解を招く発言と弁解する事態にもなっている。
ウクライナは大統領選の時期だが、ゼレンスキー大統領は延期を主張している。戦時下の投票は難しい。またロシアが分断を狙ってどんなことをしでかすかわからないが、米欧諸国では実施を要望している国もある。
EUも行動に出た。キーウでEU外相会議をしたとニュースが流れる。ウクライナ支援に7800億円を供与するらしい。ウクライナ支援継続だ。
ウクライナも自国で兵器の生産を開始するらしい。戦争長期化で弾薬、兵器が不足しているが自国でも生産体制を強化し、他国への供与依頼も減らる姿勢か。
ウクライナは自由主義国を代表し、共産主義国と戦っている。万一負けようものならロシアは何をしてくるかわからない。バルト3国は「次は我々か」と危機感を募らせる。
ウクライナ支援で、プーチンの高笑いを許すな!
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