2011年7月28日木曜日

菅総理疑惑の献金問題:納得させる説明が出来るのか



少なくともクリーンな政治家と思っていた菅総理に政治献金で疑惑が明らかになった。領収書は提示できない、疑惑の政治団体への資金の流れも十分な説明が出来ないのでは、政治家としての資質を欠くし、総理の座に居座る事など考えられない。

即刻辞任し、国会議員を退くべきだが、他人に厳しく、自分に甘い菅総理に出来るか。出来なければ総選挙で落とすべきだ。

7月21日の参議院予算委員会をNHK国会中継で聞いていた。自民党の山谷さんが、外国人献金疑惑で返金したなら領収書の提示を強く要求していた。菅総理は「政治資金収支報告書で報告する」の一点張りで、審議は紛糾し理事会で「今夕までに方針を提示する」と言うことになった。その今夕に「前例がないので提示出来ない」の回答があった。

その後、野党から国会審議で「市民の会」への資金の流れで疑惑があると追及されたが、確か菅総理は「連携のための正当な支援だ」と言うばかりで、説明になっていなかった。

ところが、今日の読売新聞(2011.7.28)を見て、「市民の会」というこんな団体に資金を流し、政権交代を目指していたと思うと「ゾッ」とする。

「クリーンで開かれた政治」を標榜する菅総理にとっては最大の汚点だ。黒い政治家のレッテルを貼ることになる。

領収書は出せない、高額な資金の流れに十分な説明が出来ないと言うことは、政党交付金、政治資金規正法の主旨を踏みにじる行為であり、政治家としての資質を欠き、総理の座に居るなど考えられない。

国民を納得させる説明、資料の提出が出来ないのであれば、即刻辞任し、国会議員を退くべきだ。

写真:菅総理の2つの献金疑惑を報じる読売新聞 2011.7.28

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