2014年1月18日土曜日

脱原発:ワンイッシューの是非

東京都知事選の争点に「脱原発」が独り歩きしワンイッシューの是非が議論されだした。小泉、細川さんが「脱原発」で連携したために「再稼働」を主張する安倍政権と対峙するすることになり、「小泉vs安倍」の様相を呈しててきたが、マスコミの論調に惑わされてはいけない。

東京都政が「脱原発」の単一政策の議論になってはいけないことはほとんどの人が知っているはずだ。小泉さん、細川さんは、ただ「脱原発」派に位置づけ、他の政策にどんなものを掲げるかを慎重に見たほうがよい。

なんでもそうだが、政権の政策に反対する運動は単一政策の反対になる。たとえば学生運動が激しかった時の安保反対、大学管理制度反対、最近の原発再稼働反対、脱原発、特定秘密保護法反対もそうだ。

そうでなければ打倒安倍政権、ストップthe安倍ということになり、テーマがぼけてくる。

確かにマスコミが言うように舛添vs細川より、小泉vs安倍の師弟対決のほうがおもしろい。でも小泉さんの意志はそこにあるのか。

総理時代は原発を推進するが、3.11での福島第一原発事故後、原発考えていくとどうしても「脱原発」しかないと考えが変わったのではないか。そして今回の都知事選で、同じように「脱原発」を主張する細川さんに白羽の矢を立て支援、応援することになったのではないか。

 総理の時に面倒を見、後継者として育てた安倍さんが、自分の意に反する政策をとっていることに反旗を翻したとも考えることもできるのは確かだ。

でも、都知事の座について都政を推進するには、脱原発1本では話にならない。小泉さんは「脱原発」だけでいいかもしれないが、細川さんはそうはいかないのだ。

立場を明確にするため「脱原発」が必要ではあるが、政治はバランス感覚が重要で、他の政策がどうなっているかが大事なのだ。

だからこそ細川さんの公約発表が遅れているのではないか。

各候補者の公約が発表されたら、比較し「誰が一番自分の政策に近いか」、あらゆる面から総合的に判断することになる。

ぴったり合う候補者はいないだろうから、どこで線引きするかということになる。

選挙は政治に参加する唯一の手段だ。棄権だけは避けなければならない。


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