2014年1月19日日曜日

みんなの党の渡辺さんが離党を認めないのは勝手すぎないか

みんなの党の渡辺代表が離党を認めないのは勝手すぎないか。離党し結いの党を結成した国会議員の離党を認めるべきだ。先の参院選でみんなの党が集めた得票数で議席を得たのだから、離党するには「議員辞職して議席を返せと」いう。そのために結いの党の議員の政治活動に制限が出ているらしい。

考えてみれば、みんなの党は参院選後、野党としては変質してしまい、当初の国民の期待を裏切っていないか。

自民党政権に対峙できる野党での政策提言だったのではなかったか。

しかし、最近は特定秘密保護法案の審議過程にもみられたように、安倍総理と会食して、秘密保護法案への修正合意にこぎつけ、最後は賛成に回った。

これに対して江田さんのグループが異論を唱え、江田さんは幹事長職を追われ蠢いていた党内亀裂が明らかになり、分裂離党へとなった。

しかし、渡辺さんの行動には無理があった。自民党政権とは是是非非で対応する「自民党・渡辺派
の構想が芽吹いているのだ。

これを批判し離党した江田さんグループが何故、渡辺さんから批判されなければならないのか。

出ていく方は、むしろ変質した渡辺さんのグループではなかったのか。みんなの党に残っているのだから本流で「議席を返せ」では、あまりにも勝手すぎないか。そんな渡辺さんに率いられるみんなの党に未来はない。

私たちの選んだ国会議員は、国民全体の代表者だ。みんなの党の渡辺さんの意向で活動が制限されるいわれはない。

新聞報道によれば、裁判所に仮処分申請の動きもあるようだが、立法府のメンツがあるだろう。国会で善処すべきである。

最近の読売新聞の世論調査によると「野党再編は期待できない」と64%の人が見ている。みんなの党、日本維新の会の変質が要因の一つではないか。

結いの党も野党再編の触媒的政党を狙っているようだが、どうなるか。

政党の事情もあるだろうが、国会議員は1人1人が自己責任で政治活動をやるべきであり、どんな理由があるにせよ議員の活動を制限してはならない。




1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

全くおっしゃるとおりです。
今悶々としている私の思いを見事に表していただいてることに感謝します。

みんなの党比例に投票した私からすると、変質してしまった現みんなの党には、裏切られた思いと悔しさでいっぱいです。

初訪問で恐縮ですが、私のFacebookとTwitterに、こちらサイトへのリンクを貼らせていただいてもよろしいでしょうか?

よろしくお願いいたします。