2016年9月24日土曜日

ローマ市長、東京都知事、インドネシア海洋・水産相に見る:リーダーはやっぱり女性が良いか

メデイアの報道するローマ市長のビルジニア・ラッジさん、東京都知事の小池さん、インドネシア海洋・水産相のスシ・ブジアストウテイさんを見ていると、やっぱりリーダーは女性がいいかという気になる。日銀総裁も黒田さんでなく、白井さんが良かったのではないか。

ローマ市長は、2014年夏の五輪招致に反対し立候補を取り下げる英断を下した。今、五輪はカネがかかり財政を圧迫すると言うことでボストンなども立候補を回避した。東京オリンピック関連のニュースを見ていると底なしの予算が見えてくる。

ローマ市長の立候補取り下げの理由も良い。1960年の開催時の借金も残っているのにこれ以上市民や国民の借金を増やせないと言うし、市内に大量のセメントを流し込み、五輪関連で建設した施設は市民の生活に無関係と言い放った。あっぱれだ。森さん始め組織委員会の人たちに聞かせたいものだ。

小池知事も頑張っている。次々に不正が飛び出す豊洲市場問題は原因究明が不足と言うことで更なる検証と報告を求めた。「何時、誰が」が欠けていたのだ。役人は仲間の悪事を晒したくない。一方、小池さんは情報公開、都政の透明化を追求している。役人の意識改革の一環になればと期待しているのだ。

一時はどうなるかと思っていたが、小池さんも頑張っているではないか。男性の知事だったらこうはいかないだろう。

インドネシアの海洋・水産相もあっぱれだ。中国の違法漁船を取り締まるために日本と協力すると言うが、以前違法な中国漁船を「見せしめ」に爆破したのだ。

中国違法漁船対策で日本と協力すると言うが、日本が腰砕けの姿勢を見せては元も子もない。

民進党代表になった蓮舫さんはどうか。挙党一致で掲げたはずの野田幹事長は評判が悪い。あの安倍総裁との党首討論で「明後日、解散します」と啖呵を切ったが、結果は大敗北で多くの仲間を失った張本人だという。
私は野田さんを「前へ進める政治」が出来る政治家と思っていたがそうはいかなかった。

元社会党の党首で「山は動いた」と言った女性党首(名前をど忘れした)、社民党になっての福島さんと女性が党首に付いたが落ち目の党運を挽回することは出来なかった。

そういえば、日銀総裁も黒田さんでなく女性総裁が良かったのではないか。黒田さんではどうしても政権側に付き冷静な判断が鈍ることになる。審議員だったが任期満了で交代した女性の白井さんだったら状況は変わっていたのではないか。

国民の半分は女性だ。女性活躍社会と言って女性が重用されている嫌いはあるが、しっかりした女性リーダーを選べば政治も替わってくる。そんな気がしてならない。

ところでアメリカ大統領選での民主党クリントンさん、共和党トランプさんはどうか。クリントンさんが大統領になれば米国では初となるが、吉と出るか。







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