2016年9月30日金曜日

豊洲市場地下空間の存在で検証報告:小池知事に立ちはだかる東京都役人の「お仕事」

豊洲市場地下空間の存在で都の「自己検証報告」を小池知事が記者会見で発表した。当然のことながら小池知事に立ちはだかる東京都役人の「お仕事」が明るみになっただけだ。

誰が言い出したか会議で石原元知事の発案を忖度しそれとなく決め、先に決めた方針を途中で変更出来ず、そのうちにズルズルと今に到った。これが官僚の「お仕事」の代表例で有り、彼らにとっては何ら不思議なことではないのだ。

これにより誰も犠牲になることなく、何事もなかったように時は過ぎていく。

通常ならそうなのだが、今回は自民都連、都庁を目の敵にする小池さんが知事選に立ち、都知事として登庁して来たのだ。

今日の記者会見を見て分かったこと。

(1)有害物質の基準値越えに驚いた
(2)都庁は伏魔殿と言っておれない
(3)歴代部署の引き継ぎがいい加減で責任感の欠如
(4)土木、建築の縦割り行政
(5)段階的に固まっていき、「何時、誰が」と示すのが難しい
(6)盛り土計画変更は連携不足で責任者特定出来ず

特に上げなくても分かっていることばかりだ。これじゃ都庁の役人の意識改革は出来ない。


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