2016年10月1日土曜日

五輪会場の変更にIOCコーツ副会長不快感?:組織委の森さんか誰かの入れ知恵では

東京都が五輪会場の変更を発表したことに対して、IOCのコーツ副会長が不快感を示したと言うが、組織委員会の森さんか誰かがIOCに入れ知恵したのではないか。そんなニュースが10月1日の讀賣新聞に掲載された。

コーツ副会長はボート、カヌーの競技場が宮城に変更になることに関して「選手村の分割は五輪憲章に反し、価値を大きく傷つける」と言ったそうだし、こう言う変更は「東京の信頼関係を壊しかねない」とも言ったそうだ。

確かに今になって3会場を変更したり、観客席数が問題になり無駄な投資を控える動きが出て来たが、当然のことではないか。レガシーだとか大会後の維持管理を考えると東京都民にとっては耐えがたい。

たった2週間の大会のために8万議席を用意し、大会後に75億円掛けて減席するなど、どうしてこう言う発想が出来るのか。

会場を宮城県に移すと言うと、宮城県知事は歓迎するが、丸川・五輪担当相は新たな費用をどこが負担するのかと批判する。

開催地決定の「TOKYO」に安倍総理さんらが現地で浮かれていたが、あのシーンは何だったのか。計画を作成し7500億円とはじいた担当者は、今の底なしの現状をどう考えているのか。

「小さく提案し、大きく育てる」では東京都民にとっては迷惑な話だ。

オリンピックの話題なんて会期中は別として直ぐ冷める。経済効果なんて負債が残るだけだ。ローマ市長は立候補の意思を撤回したという。1960年開催時の借金が残っているし財政負担が大きいと言う。


賢明な判断だ。「さすが女性市長」と拍手を送りたい。小池知事も頑張れ。

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