2016年10月26日水曜日

民進党の迷い道(1):支持団体をとるか、政策でまとまるか

民進党に関するニュースは何時も迷い道
人は離れ、名称が変わっても民進党は相変わらず迷える道か。支持団体をとるか、政策でまとまるか。先の蓮舫vs前原の党首選も女性党首なら何か変わるのではないかと言う淡い期待で蓮舫さんが選ばれたが、その人気に答える結果には到っていない。

逆に幹事長に野田元総理を据えたことで党内のゴタゴタは収まらない。党勢衰退の元凶というが、あの時は既に政権党としての民主党の立場は最低だった。

今日の新聞で無所属の浅尾さん、福岡補選で当選した鳩山さんの2人が自民党会派入りしたことで衆議院の勢力が、自民党・無所属の会293人、民進党・無所属クラブ96人、公明党35人・・・・で、圧倒的に自民党で民進党の凋落振りははっきりしている。ここで解散・総選挙にでもなれば自民党は80人以上減ると言うが、その減った分はどの政党に行くのか。

野党第一党の民進党が頑張らなければならないが、10~15人程度のグループが6グループほどあり、保守系とリベラル系でいがみ合っている。

保守系の連中にとっても支持団体である連合など労組系の支持はほしい。一方政策まで曲げて団結を匂わすようなリベラル系の連中ではない。

自由党の小沢さんが今日の新聞で、連合が共産党を含む野党の選挙協力を批判している事に「組合は応援団」で政策を判断するのは政党だと正論を吐き、連合を牽制している。

一方で、民進党も「主体的判断で動け」と今の民進党の欠点を指摘している。

代表選で敗れた前原さんも国会で質問に立っているし、グループも大畠さんのグループと経済政策で勉強会を開こうとしている。蓮舫さんはそれを党の機関に格上げし取り込もうとしている。

なかなか政治の世界では駆け引きが大変だが、そんな事で党勢が伸びるとは限らない。反党運動(?)を押さえるぐらいだ。

一層のことグループ毎に解党したらどうか。組織票はそれに付いてくる。

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