2016年10月17日月曜日

東京の恥を世界にさらすな:組織委の森さんは引責辞任、石原さんは公開の場で説明を

東京の恥を世界にさらすな。オリンピック組織委員会の森さんは引責辞任、石原・元東京都知事は小池さんの要求通り公開の場で説明をしなければならない。

今疑惑が出ているオリンピック施設会場の見直し、豊洲移転での盛り土なし有害物質検出はトップとして森さん、石原さんの責任である。

森さんは小池都知事や宮城県知事の村井さんがボート会場の見直し下検分をしているのに対して「組織委員会や競技団体を無視した不透明な動き」と批判、IOCの副会長や国際ボート連盟のロラン会長まで動員し反対の動きをしている。

森さんが不透明というのであれば新しい競技場を作ることに決めた理由や高騰する建設費用、施設費用に付いて都民に説明していたのか。招致のための仕事をやっていた担当者がテレビの情報番組で69億円という費用は建物本体の建設費だと言い、それはIOCで認めているやり方だという。

だから今までのオリンピック開催都市は高騰する開催費用に振り回されたのか。ブラジルは反対の反政府デモが発生したし、施設には仮設も採用されたという。ボストンやローマは開催を辞退した。

組織委員会は黙って小池知事の判断を見守るべきだ。それが組織委員会の位置づけなのだ。IOCとの「交渉の窓口は俺たちだ」という前に都民が選んだ都知事の決断を待つべきだ。

一方、石原さんはどうしたのか。

最初は全面的に協力すると言いながら、その姿勢は段々後退し、ついには協力を拒否する態度に出た。参考人招致、百条委員会更には地検特捜部の動きも予想して弁護士と相談し、「聞いていない」「覚えていない」「分からない」の「知らない一辺倒」に廻った。政治家の常套手段だ。

13年間の知事時代は都政には余り関与せず側近政治をやり、自分は好き勝手なことばかりやっていた。あの舛添さんなどまだいい方だ。
オリンピックや豊洲市場開場など大きなイベントには必ず利権がつきまとう。森さんも石原さんも例外ではない。森さんが会長を辞めないのは闇が暴かれるのを嫌っているからだし、石原さんも同様で、もしかしたら東京ガス、設計会社、大手ゼネコン、都議会議員を巻き込んだ巨大な疑獄事件に発展するかもしれない。


年も年だし責任回避に「緊急入院」と言うことも考えられる。メデイアの毎日の報道見ると、気が気でないご両人だろう。

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